2014年12月16日

伝わるエントリーシートの書き方〜「伝える」と「伝わる」は違う

僕は、体育会の学生の就活を支援する「支合人(しごと)プロジェクト」に

参加しています。

もちろん、ボランティアで(^^)


そこでは、主に就活で使う文章について、教えています。

例えば、エントリーシートですね。


3年前のブログ http://kaname-saeki.seesaa.net/article/238106924.html 

でも「伝わるエントリーシートの書き方」について書きましたが、少し加筆します。


「文章は起・承・転・結で書け」と言いますが、エントリーシートや面接など、

字数(持ち時間)に制限があって、短く伝えなければならないものには不向きだと思います。

構造としてオススメなのは、

「はじめ」

「なか」

「終わり」の3幕構成です。


@はじめ

まず、結論から言ってしまいます。

自己PRなら「私は○○な人間です」

志望動機なら「私が貴社を志望したのは、~~だからです」

というように、一文ですべてを表してしまってください。


キャッチコピーやタイトルのような、しゃれた一文を書くのもいいですが、

シンプルに内容が伝わることが最優先です。

ここでは、「これから何について話を始めるのか」を、読む人に伝えます。

これをせずに書き出してしまうと、読者は何につての話かわからないまま、読まなければいけなくなる。

そうすると、話がどこに向かっているのか、気になって集中できない。

例えば、「ドライブに行こう」と誘われて車に乗っても、目的地がわからないと不安になりますよね?

それと同じです。



Aなか

次に、@の結論に至った根拠を述べます。

根拠をA、B、Cの3つくらい用意しておき、分量によってAだけにしたり、A+Bにしたりして
長さを調節すると良いでしょう。


ここでのポイントは、

1)エピソードなどの具体例は、読み手の脳裏にイメージが浮かぶように書くこと。

 そのために、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚 の五感に訴える。
 
 例えば……

「ボールが見えなくなるほど暗くなるまで練習した」

「何も音が聞こえなくなるほど集中した」
 
「何度もボールに食らいついて地面に倒れたので、土の味を知った」


2)数字を入れる

「一生懸命頑張った」と言っても、自分が思っている「一生懸命」と、相手が思っている「一生懸命」が

同じとは限りません。

たとえば、野球の素振りなら、「たくさん素振りをした」「人一倍スイングした」

のではなく、「1日1000スイングした」。


1)と組み合わせて、

「練習が終わって、真っ暗になってからも素振りを続け、1日1000スイングした。

マメがつぶれて皮がむけ、そこが固まってゴツゴツした手になった」

というようにすると、読み手の頭の中にその映像が浮かびます。



Bおわり

最後に、結論を発展させた形で締めくくります。

「はじめ」と「終わり」が一致している、つまり首尾一貫していると、より相手に伝わりやすくなります。

期待を持たせるような、未来へ向かった形の文になるといいと思います。


自己PRなら、

「私の○○という部分が、記者の~~の部分で生かせると思う」

「貴社に入ったら、私の○○という部分をさらに伸ばしたい」



最後に……。

ここまで書いてきて、身もフタもないことをいいますが、

エントリーシートも面接も、10人いれば10通り。

どれが正解とかありません。

ただ、ここに書いたことは、「伝わる文章の基本」です。

その基本をふまえて、自分らしく書くことを意識してみてください。





posted by かなめ at 09:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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